思惑買いは失敗する
わしはバイアンドホールドの下手くそな投資家なんで、銘柄選びと買い売りタイミングが大切や。
今年はもう全部売って清算したんで利益は確定しとる。
前半はよかったけど、後半失敗続きで儲けの大半を溶かしてしもうて結局数千ドルという鼻くそぐらいの利益になってしもうた。
一番の原因は思惑で買うたものの、外れて損切しなしゃあなかったことやな。
一つ目はMED。
売上利益とも順調に伸びとるし、利回りが数%にもなる配当もしとる。
PERは20倍余りでまだまだ上がる余地は大きい。
と思うて300ドル余りで買うた。
一つ気になっとったんは5年チャートで、2018年に一旦ピークを付けて2年かけて1/3まで落ちとったことや。
こういうチャートになるんは何らかの原因があるはずやのにそこを無視した。
業績と割安感で見直し買いは絶対入ると見込んだんやな。
けど、8月にかなり良い(予想よりも良い)決算を出してからも下がる一方。
11月の決算もよかったけど上がらんと底をうろうろ。
結局安値で損切することになった。
割安やし業績も素晴らしいんで上がるはずやという思惑があかんかったな。
チャートの原則を無視した結果や。
次に失敗したんがCUK(カーニバル)や。
コロナ前は安定した収益で株価もぼちぼちやったし、配当も多かった。
今年中ごろにはコロナも先が見えてきて、クルーズ船の利用者も増えるはず。
と考え、ピークは70ドルぐらいやけど、せめて50ドルぐらいまでは戻すやろうと25ドルで買うた。
けどデルタ株が流行って本格再開はまだ先になりそうやちゅうことになって反落。
結局これも損切や。
コロナが落ち着いたらクルーズ船の需要は元に戻って業績も戻り、株価も戻るはず。
ちゅう思惑があかん。
いずれ何年か後には戻るやろうけど、その間にほかの優良株はもっと上がっとるかもしれん。
辛抱できんかったな。
そのほかバイデンが大統領になったら自然エネルギーがとか、電気自動車がとかの思惑でいろいろ買うたもんみんな、熱が冷めたら暴落やったな。
買う原則は
①2年と5年チャートがきれいな右肩上がり。
②ここ10年以上毎年増収増益。
③PERが概ね50倍以下。
これを守らんと高い確率で損をする。
今のところ、マイクロソフトが最強やな。
全額をこれに突っ込んでもよいくらいや。
けど万一外れたら打撃が大きいんで、今回は14銘柄に分散して買うことにしとる。
マイクロソフトというても1/14分だけしか投資はせん。
CROXも相当ええけど安定性が不安かな。
全部処分
金曜日に全株処分したわ。
相当遅かったんは反省やな。
原因はいろんなことにこだわってしもうたことや。
こだわりはあかん。
税金がとか、儲けがとか、買い戻しがとか、ええ株やのにとか、売ったとたんに反発したらどないしょうとか。
こういうこだわりが正しい判断を狂わせる。
心を空にして、今一番良い行動はなんやろ?
と自分自身に問うことや。
時点時点で最善の行動を遅滞のう行えるかどうかが、カギやな。
半世紀も株やっとっても自分の心を制御するんが一番難しい。
BIRD
自然素材だけ使うた靴の会社があるらしい。
オールバード(BIRD)という。
世界一履き心地の良い靴やと。
SBIで扱うておったんで、注文だけは出しといた。
設備投資やらや拡販で今は赤字やけど、粗利益率は50%超えとってナイキより良い。
これからの会社やけど、靴自体の評判も良いんで面白いかな?
今日はまだ買えとらん。
CUKは損切
CUKは思惑が外れてあかん。
損が出たが切った。
これで今年儲けた税金はみんな返してもろうた。
含み益は若干あるんで今のところ今年はトータルプラス。
売却金で7銘柄買う。
銘柄は後程。